ピラティスの呼吸2

2022年04月14日 21:40
カテゴリ: ピラティス

前回、吸う息で肋骨が広がり横隔膜が動く。吐く息で横隔膜が持ち上がり、肋骨が閉じるというところまでの話をしました。

これができるようになれば、次に吐く息で「骨盤底筋」をひきあげ「腹横筋」を締める所まで意識してやってみましょう!
レッスンでは、わかりやすいようにアナウンスします。


エクササイズのみならずどんな動きをするときも、アウターマッスルより先にインナーマッスルが最初に動き出します。日常生活の動きも、インナーユニットが最初に引き締まり、他の筋肉を動かして身体が動き出します。


呼吸で先に働かせたい深層筋は、腹横筋、骨盤底筋群、多裂筋、横隔膜です。いわゆるインナーユニットと言われる筋肉です。(図 参照してね)

まずは吐く息で収縮する筋肉である「骨盤底筋」と「腹横筋」を意識して呼吸して頂きます。女性なら聞いたことがある筋肉かもしれませんね。

深層筋を働かせることにより、腰部だけでなく背面の多裂筋や骨盤底筋や内転筋が連動して働くことになり、骨盤が安定されます。コルセットのような役割を果たします。

吐く息でやさしく引き上げていくイメージをもってエクササイズしましょう!

吸うときにお腹を膨らませると(腹式呼吸)、この筋肉は緩み力が抜けてしまいます。 
胸式呼吸を行い、吸っても吐いてもお腹を薄くしながらエクササイズを行うのがピラティスです。

記事一覧を見る

powered by crayon(クレヨン)