肋骨と骨盤の間には

2022年01月22日 21:30
カテゴリ: ピラティス

ピラティスのレッスンで
いつもいつも
「肋骨と骨盤の間を縮めずながーく保ったまま」と声を大に言っています。

猫背や腰痛がある人ほど伸びにくいですが、
いついかなる姿勢の時も長さをキープしていて欲しい場所です。

見た目的にはウエストのくびれができる場所であります。しかし、肋骨と骨盤の距離が狭くなると、くびれる余地がなくなってしまいます。内臓が上から押されてぽっこりお腹の原因にもなります。

では、
肋骨と骨盤の間にある臓器は何でしょうか?

上の画像は「人体のふしぎ」という折り紙でGUSOKU(子ども)に作ってもらい並べてもらいました。雑です…。



そのスペースには、大腸や小腸がありますね。


腸を配置してみて…
最近寒いので、生意気にポケットに手を入れて、姿勢が悪いGUSOKU。
「おなかまげていると便秘になりそう。やばっ」と気づいたようです。

そのとおり!!


姿勢が悪いと、お腹が丸まり腸が圧迫されてしまいます。圧迫されると腸の蠕動運動が妨げられるので、腸が硬くなってしまいます。
腸が冷えると便秘になりやすいだけでなく、免疫力も下がります。いいことないですね。

人の体は本来、ウエストがくびれている状態が自然です。お腹、背骨まわりの筋肉を鍛え、肋骨と骨盤を本来あるべき位置に戻して、お腹の長さをキープしましょう‼︎


余談ですが……。
この折り紙、折り畳んだ内側もかなり細かく臓器が描かれていて芸が細かいです。ミニ冊子も大人が勉強になります。

ただ残念なのが、
肝腎要の腎臓がない!…。なんで?
最近「冬は腎の養生」としつこく言ってたから、腎臓がないなんて……。

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