「顎」と「骨盤」の関係

2022年06月08日 21:31
カテゴリ: ピラティス

顎関節症だった生徒さん、日常生活で足を組むのをやめたら、噛み合わせが良くなったという話をしてくださいました。

骨盤の歪みを取らないと顎関節の異常が改善しないというのは、歯科医の間では常識となっているようです。

では、なぜ「顎」と「骨盤」が関係あるのでしょうか?

人間の身体は、「筋膜」という全身を覆う膜に覆われて繋がっています。
鳥のササミの「白い膜」をイメージしてみてください。

その全身を包む「筋膜」が
姿勢を維持するのを補助したりします。

しかしその反面、身体のある部位で起きたねじれなどの異常が、筋膜を通じて他の部位に影響を及ぼしてしまうことも起きるということです。

足を組むと骨盤の位置が少しずれます。
この状態が習慣化し、座るときには足を組まないといられない状態の時には、もう既に骨盤の高さが変わってしまっています。

骨盤の高さが変わってしまうと、そのずれは筋膜を伝い、頭の角度をずらし、そのことによって顎がずれるということが起きてしまうということです。

日常生活の「くせ」に心当たりありませんか?

脚を組む
横座りをする
食事中にテレビを観る
デスクワークの際に首を前に傾けている
猫背になっている

該当する方は、少しご自身の姿勢を意識してみましょう!

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