いつもレッスンを始める前に
「調子が悪い所はありませんか?」
と必ずお聞きしています。
初めての方には、
運動経験や頻度を聞いたりもします。
痛みがある場合は、痛くなった時期、
どう動かすと痛いのかをお聞きします。
その結果、多くの方が
「腰痛」や「肩凝り」がありますと。
さて、
その痛みは「運動」で
改善されるのでしょうか?
そもそも、
腰痛になる原因は何でしょうか?
(今回は腰痛で考えてみます)
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①内臓の病気
②姿勢や使い方
③動き過ぎ/動かなさ過ぎ
④心因性(精神的ストレス)
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この4つが考えられます。
①内臓の病気
泌尿器の病気や消化器の病気、婦人科の病気、血管の病気、皮膚の病気などでも腰痛が起こることがあります。
膀胱炎、腎盂腎炎や結石で腰が痛いとか、ずっと腰が痛くて原因がわからなかったけど、膵炎だったとか聞きます。
女性は子宮筋腫が大きくなって腰が痛くなってきたとかもありえます。
②姿勢や使い方
背骨の下部にある腰椎は、骨盤に近く骨盤の動きとも繋がりがあります。
普段の姿勢が骨盤前傾だと腰椎は反り、骨盤後傾だと腰椎は真っ直ぐか丸くなっていて、本来あるべき姿勢よりも負荷がかかっています。
でも、一番の腰痛原因は同じ姿勢を続けることです。骨盤のポジションがずっと同じ。
思いあたりませんか?
映画を観たり美容院に行った後の腰痛。
ドライブなんかも当てはまりますね。
もちろん、デスクワークも。一日中同じ姿勢ですね。
椅子にもたれて腰を丸く長時間座っていたら、
腰痛になります。
③動き過ぎ/動かなさすぎ
自分のキャパ以上に動く場合と運動不足で凝り固まって腰痛にというパターン。
④心因性(ストレスなど)
神経科学と運動科学の世界では、腰が感情の貯蔵庫であると考えられています。
みなさんの腰痛は、どのパターンに該当しますか? 考えてみてください!
次回ブログでそれぞれの改善方法を考えてみたいと思います。